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美しい湖と遊牧民の国キルギス共和国の治安が悪いのは本当?

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美しい湖と遊牧民の国キルギス共和国の治安が悪いのは本当?

ユーラシア大陸のちょうど真ん中に位置する中央アジアの国キルギス共和国。観光地としてはあまり知られていませんが、美しい湖と壮大な山岳地帯がみどころの素朴な国です。

そんなキルギスですが、心配なのが治安問題。国内の情勢から、また中央アジアでアフガニスタンも近いこともあり国外の情勢の理由からも不安定な治安となっています。ですが、場所によっては観光も可能となっているので、事前にしっかりと治安情報を確認してから旅をしましょう。

ここではそんなキルギスの基本情報から治安のまとめ、そして気をつけたいポイントをご紹介しています。キルギスに興味を持ったらぜひ一読してみて下さいね。

 

治安が心配なキルギスの基本情報と現在の治安

カラコルの街@キルギス

キルギス共和国は、中央アジアの国で首都はビシュケク。かつてはキルギスタンと呼ばれたこの国は、旧ソビエト連邦の国で今でも公用語はロシア語となっています。

カザフスタン、中国、タジキスタン、ウズベキスタンと国境を接していて、キルギスのバトケン州内には、タジキスタンとウズベキスタンの飛び地が存在しています。また、キルギスでは約75%がイスラム教です。

主な観光地には、キルギスではじめて世界遺産に登録されたスライマン=トーという山。イスラム教の重要な巡礼地で現地の方や観光客が多く訪れています。他にも世界遺産シルクロード・長安天山回廊の交易路網もみどころ満載。キルギスと周辺国の歴史や文化に触れる場所です。

 

キルギスの治安最新情報をチェックしよう

キルギスの治安はあまりよくないと言えます。ですが、絶対に近づいてはいけない地域を除き、キルギスの北部や都市部は十分に気をつけていれば楽しく観光できるレベルです。

ただし、情勢は日々変わるので、キルギスに出かける前に必ず最新情報をアップデートしておくことをお勧めします。最新情報は、外務省の海外安全ホームページが便利です。今のところ大きなテロ事件などはおこっていませんが、世界の状況をみてもどこでおこってもおかしくない状態です。十分に警戒をしておくべきと言えます。

外務省発表の国の危険度は以下のように分かれます。

危険レベル1 十分注意してください。
危険レベル2 不要不急の渡航は止めてください。
危険レベル3 渡航は止めてください。(渡航中止勧告)
危険レベル4 退避してください。渡航は止めてください。(退避勧告)

参照:海外安全ホームページ

2019年現在のキルギスの危険情報は以下の通りです。

レベル3 バトケン州内のウズベキスタンとタジキスタンの飛び地及び同州のウズベキスタンとタジキスタンの国境地帯。オシュ州とジャララバード州のウズベキスタン国境地帯。
レベル2 上記の場所を除くバトケン州全域。
レベル2 国境地帯を除くオシュ州及びジャララバード州。
レベル1 それ以外のキルギス全土すべて

キルギス全土で危険レベル1以上がでており、首都のビシュケクも例外ではありません。また、危険レベル2とレベル3の地域には間違っても行かないようにしましょう。

 

治安に気をつけよう!キルギスの主な犯罪と日本人被害例

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japanese_dog_hana

キルギスの主な犯罪には、次のようなものが挙げられます。日本とは違って外国という意識を常にもち、行動するようにしましょう。

  • 強盗
  • 窃盗(スリ、ひったくり、置き引き)
  • 警官の詐欺

キルギスでは、旧ソ連時代の影響か警官が非常に多いのが特徴です。そして、警官(偽物、本物を問わず)による職務質問が多いです。その際にパスポートチェック以外に所持品検査などでの貴重品を抜いたり、ビザに必要など理由をつけて、金品を要求するケースがあるので注意が必要です。

 

日本人の犯罪被害例

それでは、実際に日本人が犯罪被害にあった例をみてみましょう。同じような状況になった時に対処できるよう確認してみて下さいね。

夕方、宿泊所前の路上で後方から3~4人組の男に鈍器で殴打されて、現金やパスポートなどを強奪される。

  • ビシュケク市内のバザールを散策中にカバンを開けられカメラを盗まれる。
  • ビシュケク市内のバザールで警察官から職務質問を受けて、警察官詰所で所持品検査を受けた際に現金を抜き取られる。
  • ビシュケク市内のオシュバザールで買い物中に人混みの中で3~4名の男がぶつかってきて肩からかけていたポーチを開けられ財布を盗まれる。
  • ビシュケク市内中心部の公園で飲食していた際にポケット内にいれてあった財布と旅券をひったくられる。
  • バスで移動中に背負っていたバックパックのファスナーを開けられ、現金やクレジットカードを盗まれる。

参照:海外安全ホームページ

このように、人混みではスリやひったくりに特に気をつけましょう。また移動中も気を抜かず、ポケットには貴重品は入れないほうがいいですね。

 

キルギスで治安の面で気をつけるポイントとは?

キルギス国立歴史博物館

それでは、ここからはキルギスの治安に気をつける時にポイントを挙げていきます。

 

警官の詐欺の対処に気をつけよう

日本ではなかなか考えにくいですが、警官の詐欺がかなりあるのがキルギスです。まずは、相手が本物の警官であるか身分証などの提示を求めて確認しましょう。所持品検査は、複数で行うことが義務づけられているので、一人でいる警察官の所持品検査は注意しましょう。また、相手方の要求等が不当であると感じた場合は、相手を刺激することなく、安易にこれを受け入れないように努力しましょう。

 

女性は特に服装に気をつけよう

キルギスはイスラム教が多い国です。特に夏場は女性は服装に気をつけましょう。タンクトップや短パンなど露出が多い服装はやめましょう。

また、観光客は狙われる可能性があるので、できるだけ目立たない恰好を心掛けるといいでしょう。華美なアクセサリーやお金持ちのように見える行動は避けたほうがいいです。犯罪被害に遭わない為には、はじめからターゲットになりにくいことが大切です。

 

ホテルや車の施錠を確認しよう

ホテルでは訪ねてくる人に用意にドアを開けない。また都度、施錠を確認しましょう、また、車などでも施錠を確認、ホテルに着いた時には、ついて来る人がいないかも用心しておきましょう。

 

人混みではカバンの位置に注意しよう

バザールなどの人混みでのすりが多いです。斜めかけバッグの場合でも、かならずカバンを確認しておきましょう。またリュックの場合は、前に持つのが基本です。またバスや空港でも自分のカバンから目を離さないようにしましょう。

 

できるだけ単独行動を避ける

キルギスでは、できるだけ単独での行動は控えるべきです。信用のおけるガイドや、ロシア語やキルギス語がわかる人と行動するといいでしょう。見知らぬ人についていくのは非常に危険ですので、絶対にやめましょう。

 

夜間の外出は控えよう

もともと人口が少なく人通りがまばらなところが多いキルギスです。夜間はさらに人が少なくなり、観光客が出歩いていると目立ちます。また24時間営業の飲食店もありますが、過去に発砲事件も発生しているので、深夜の出入りは避けたほうが無難です。

 

デモには近づかない

デモや集会が行われている場所には、近づかにほうがいいです。またデモ隊などを見かけた場合には、離れるようにしましょう。

 

海外旅行保険の加入は必須

旅行保険イメージ

キルギスでは、日本常識が通用しない場合が多々あります。どんなに気をつけていても犯罪被害に遭ってします場合があるので、キルギスに旅行の前には必ず海外旅行保険に入っておくことをお勧めします。何かあった場合に、慌てないように事前にしっかり準備しておきましょう。

 

まとめ

中央アジアの国キルギスは、遊牧民のゆったりとした空気や美しい湖が楽しめる一方、情勢不安が残る国でもあります。しっかりと治安対策をして有意義な旅にして下さいね。

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