タイに旅行する際に気になるポイントは「治安」ですよね。観光客も多い国なのでタイのバンコクは比較的治安も良く、一人で旅行する人や、女子旅をする人も多く、近場で安く行けることもあり大変人気な国です。
タイは治安の良い国と聞いても、トラブルがゼロというわけではありません。旅行中はのんびりとした気持ちで過ごすため気も緩みやすく、いつトラブルに巻き込まれてしまうかもわからない状況です。事前にそう行ったトラブルを減らせるなら準備はしておきたいものです。今回はタイの治安について気をつけておきたいポイントをまとめました。
目次
タイ・バンコクの治安状況

タイのバンコクは安全な国と言われていて、比較的治安が良いです。外務省に載っている危険レベルは1です。普通に過ごすなら問題はないでしょう。
日本と比較すると、スリや置き引きなどの被害は多いので、持ち物を個人でしっかりと管理しておいた方が無難です。これはどの国に行っても言えることなので旅行の際は気をつけましょう。
記憶に新しいバンコクでのテロ
2015年にバンコクでテロ事件が起きました。合計20名の命が奪われるという痛ましく悲しい事件だったことは記憶に新しいでしょう。日本人被害者も1名いたのでとても悲しい事件でした。
テロの動機は定かではありませんが、政治的派閥や、宗教的派閥などの説もささやかれています。事件後は厳戒態勢が敷かれ、現在は落ち着きを取り戻したので様々なイベントが行われたり平和な日常が過ごせています。
しかし、ISメンバーがタイのロシア関連施設を狙ったテロを計画しているという情報も出ているので、バンコクへ行った際はロシア大使館にはなるべく行かないようにしてください。
個人でテロを防ぐのは限界がありますので、旅行前には外務省の海外安全情報を参考に調べるのがオススメです。
タイの治安は軽犯罪が多い

見せ金詐欺
「コンド ニホンニイクノデ ニホンエンヲ ミセテクダサイ」などと、バンコクで中東・アラブ系やインド系の男女2〜3人に声をかけられたら気をつけてください。
バンコクでは数年前からそのような詐欺が増えており、ネット上やガイドブックにも注意喚起されています。
見せるくらいなら...と見せてしまうと気づけば1枚なくなっていた。という事が実際に起こっています。
日本円を見せて欲しい!と言われたら、「持ってない」「ホテルに置いてきた」と言って相手の話に乗らないようにしましょう。
恋愛詐欺
タイ人の男性から日本人の女性はとてもモテます。街を歩いていたら、「可愛いですね」や「ご飯でも行きませんか」などのいわゆるナンパをしてくることもしばしばあります。
日本人女性は清潔感があるとタイ人の間では有名になったようで、特に日本人が狙われやすいです。甘い言葉や、言われたら嬉しい言葉をかけられると、お茶くらいいいかな、と誘いにのってしまいたい気持ちはわかります。
しかし、暗くて人通りの少ない場所に連れて行かれて強姦されたり、金品を奪われたりするケースもありますので気軽な気持ちでついていかないようにしてください。
最初は優しくて、紳士的な男性を演じて恋愛に発展させてから「お金がないから送って欲しい」とお金を請求するパターンもあります。お金を振り込んだ後は連絡が取れないという恋愛詐欺も頻発しています。
抱きつきスリ
こちらは在タイ日本大使館が注意を呼びかけていたこともある実際に起こったスリです。
抱きつきスリというのは、バンコクのナナ地区からアソーク地区の路上で夜間に発生しました。犯人は女装しており、被害者の前に来て道をふさいだり、抱きついたりしてその間に財布を抜き取るという手口です。
チャックのついていないカバンを持ち歩くのは狙われるケースがありますので気をつけましょう。必ずバッグはチャックを閉めてくださいね。
睡眠薬強盗
現地で仲良くなったタイ人とお酒を飲みながら「他のお店も行こうよ!美味しいご飯屋さんあるよ!」と声をかけられてついていってしまった矢先...。
どんどん注がれる飲み物の中に睡眠薬を入れられてしまい、、気いた時には時間もかなり経過&財布や携帯など持ち物全て無くなっていた。というのがこの睡眠薬強盗です。
もちろん、誘ってきた陽気なタイ人は姿を消しています。現地の人と仲良くなるのはいいですが、本当に相手が信用できる人間なのかを見極めて誘いに乗らないといけません。
いかさま賭博
外務省の海外安全ホームページにも注意喚起がされているいかさま賭博。東南アジア諸国でこのいかさま賭博という詐欺事件に巻き込まれる人が後を絶ちません。
被害額は数万円から300万円など高額な金額まであります。
手口としては、観光地やデパートで「日本のことを教えて欲しい」や「素敵なお洋服ですね、どこで買われましたか?」など。最初は仲良くコミュニケーションを取ってきて、自分の自宅に誘ってきたりします。
豪華な食事をご馳走され、楽しくその場を過ごすのですが、徐々に打ち解けてくると賭博の話が出てきて後に引けなく自分も参加してしまうという流れです。
最初は少額でOK!と言われ持ち金を使い勝たせてくれますが、お金がなくなるとクレジットカードのキャッシングやクレジットカードで貴金属の購入を強制されてしまいます。
とうとう怖くなって逃げ出そうとしてもそう簡単に帰してはくれません。監禁されたり、銃で脅されたり、ありとあらゆる手段を使って掛金の調達を迫られるということもあります。
海外で気分が良くなって、日本ではあまり馴染みのない賭博に手を出してしまう人が多いようです。いかさま賭博詐欺は、被害者になったとしても違法賭博を行ったとして罪に問われる可能性もありますので絶対にやめてくださいね。
スリや置き引き
タイで一番多い軽犯罪はやはりスリや置き引きです。上記にも記載していますが、チャックの空いたままのカバンはとても危険です。
相手はスリのプロです。これなら取られないだろうと思っていても、ぶつかりざまにスマホを盗まれたなどもありますので、注意が必要です。
ニセ警官
警察の格好をしたニセ警官が人通りの少ない場所で待機しているというケースも多発しています。
「タイ警察です。〇〇の捜査中なので、所持品を見せてください。」とあたかも本物の警察官のように言ってきたりします。
バッグを渡したらそのまま闘争して荷物を盗まれるという事がありますので、もし怪しそうな警官に声をかけられたら、「荷物提出は警察署に行ってからします」とキッパリ断りましょう。
タクシー運賃トラブル
タイのタクシーは白タクはなるべく使わない方がいいとガイドブックにも書いています。白タクは金銭トラブルが多く、乗車後に当初言っていた金額の倍額を請求してきたりするケースがあったり、目的地と違う場所に連れていかれて高額請求や金品の要求をされたという報告もあるほどです。
できればタクシーはメータータクシーを利用しましょう。
タクシーが怖い人はトゥクトゥクやバスなどの公共交通機関を利用するのも一つの手です。
これの3つさえ注意すればタイの治安は問題ない!

1.バッグは肌身離さず
2.貴重品はセーフティボックスへ
3.誘いには乗らない
タイ・バンコクの治安は比較的良い!
タイの治安はそこまで悪くありません。上記3つを気をつけてさえいれば間違いなく楽しい旅行になるはずです。ただし、旅行にトラブルはつきものですし、東南アジアはお水の質が日本よりあまり良くないので下痢や嘔吐など体調を崩してしまう旅行者も多くいます。旅行へ行かれる前は海外旅行保険の加入は必須です。グルメも観光もエステも楽しめるタイ旅行を素敵な旅にしてください。
エポスカード
海外旅行用の最強カードとして呼び声が高いのはマルイが発行しているエポスカードです。
エポスカードが旅行用最強カードと言われる理由は次の理由です。
- 年会費が無料
- 海外旅行保険が無条件でついてくる
- 2,000円分ポイントがもらえる
- 旅行の直前でも即日発行できる
条件が良すぎて雑誌で流通系カードの中でおすすめ度1位になっているあたりからも人気の高さが伺えます。
まずエポスカードは年会費が無料なのに海外旅行保険が無料でついてくる(無条件自動付帯)上に作ったらマルイで使える2,000円分のポイントまでついてくる時点で旅行という観点では他のカードを大きく引き離してます。
エポスカードの保険は三井住友海上火災保険が担当し、補償額もしっかりしてます。