海外旅行の目的地として人気の高いトルコ。
トルコの中心地であるイスタンブールは特に旅行者で賑わっており、観光スポットも数多くあります。
トルコはヨーロッパの国ですが、エキゾチックな街並みで有名であり、オリエンタルな雰囲気も漂う美しい国ですが、旅行の際に注意することはあるのでしょうか?
今回は、イスタンブールの治安やその他注意点について解説していきます。
目次
イスタンブールの治安はどんな感じ?

海外旅行先として根強い人気のあるイスタンブール。
ヨーロッパ諸国だけでなく、近隣のアジア諸国ともつながりのあるイスタンブールの治安はどのような感じなのでしょうか?
以下、詳しく解説していきます。
テロがイスタンブールの治安にもたらす影響
トルコは国民の99%イスラム教を信仰しています。
イスラム教と聞くだけで過激なイメージを持ってしまいがちですが、宗教が与える影響は在るのでしょうか。
実は2016年、トルコイスタンブールにある空港で、イスラム国(ISIS)のメンバーと見られる組織によるテロ事件が発生しています。
この事件で数十人の人が亡くなっており、負傷者も数百人に登る大ニュースになりました。
このように、近隣のイスラム諸国によるテロがイスタンブールを始めとするトルコの治安を悪化させているということは否定できません。
最近ではISISの勢力は弱まりつつありますが、それでもイスラム過激派の動きというものには注意が必要です。
外務省によるイスタンブール(トルコ)の治安について
外務省は世界各国の治安状況や危険情報についてホームページで公開しています。
もちろんイスタンブール(トルコ)に関する危険情報も開示していますが、危険情報は定期的に更新されます。
つまり、去年までは安全とされていた場所も今年になって危険レベルが上がっているということも在るということです。
では、最新のイスタンブールの治安状況はどうなっているのでしょうか?
外務省による危険レベルは以下のような4段階に別れています。
- レベル1十分注意してください。
- レベル2不要不急の渡航は止めてください。
- レベル3渡航は止めてください。(渡航中止勧告)
- レベル4退避してください。渡航は止めてください。(退避勧告)
トルコは中東のシリアの隣国であり、シリアは内戦による混乱が続いています。
それ故に、国境付近の地域はレベル4となっており、絶対に近づかないようにとの勧告が出ています。
そして、イスタンブールについても安全な地域とそうでない地域があります。
イスタンブールの中心部はトルコ国内でも比較的治安が良いと場所とされています。
しかし、イスタンブール内にはスラム街も存在し、スルタンベイリという貧困層による治安の悪化が懸念されています。
イスタンブールを観光する際には、なるべく繁華街や中心街を歩くことをおすすめします。
治安以外でイスタンブールで注意するポイント

トルコは中東諸国との関係により治安が不安視される他、イスタンブールも場所によっては治安の良くない場所もあります。
また、治安の悪化以外にもイスタンブールにおいて注意すべきポイントがあります。
イスタンブールで治安以外に注意するポイント①軽犯罪
イスタンブールに限ったことではありませんが、軽犯罪には注意しましょう。
観光客を狙った軽犯罪というのは頻発しています。
置き引きやスリは日本では考えられない程多く、ポケットにスマホを入れていたら盗まれた、というケースもあります。
また、イスタンブールを観光の際は電車を使うことがありますが、電車は混み合っていることが多く、詰め込めるだけ人を詰め込んで乗せてしまうので、スリに遭うリスクもあります。
満員電車を狙った組織的なスリ集団もいますので、パスポートや財布・スマホなどの貴重品は大事に所持しましょう。
イスタンブールで治安以外に注意するポイント②宗教観
トルコはイスラム教徒がほとんどの人口を占めており、当然イスタンブールにもイスラム教徒がたくさんいます。
日本にいるとあまり宗教を意識することはありませんが、海外の宗教に対する信仰度はかなりのものがあります。
イスラム教徒は様々な戒律があり、人々の行為について細かく規制していますが、女性に対する規律が非常に厳しいのが特徴です。
イスラム教では女性は肌を露出させてはいけないとされており、現地の女性がスカーフを巻いている姿をよく見かけます。
中東諸国のように顔を覆うような大きなスカーフをしている人はそこまで多くありませんが、だからといって過度な露出をすると厳しい目で見られることもあります。
また、イスラム教の礼拝日には、宗教施設に地元民が殺到するので、道路が大混雑します。
人混みに舞い込まれて同行者とはぐれたり怪我をしないように注意しましょう。
イスタンブールで治安以外に注意するポイント③ぼったくり
イスタンブールでの移動はタクシーが便利です。
街中には数多くのタクシーが走っており、気軽に捕まえることができます。
しかしここで注意したいのがぼったくりです。
トルコは日本のようにタクシー会社がドライバーを管理しておらず、個人タクシーがほとんどです。
こうした個人のタクシードライバーは自国民に対してすら法外な費用を請求することがあると言われており、外国人観光客に対しても平気でぼったくりをしてきます。
イスタンブール(トルコ)はトルコ語が公用語とされており、トルコ語が話せない外国人を狙うドライバーも数多くいます。
トルコ人は英語を話せない人が多いので、現地語で一方的に話して来るドライバーがいた場合には無理に返事をせずにおくというのも大事です。
もちろんすべてのドライバーがぼったくりをしてくるということはなく、むしろ安全なドライバーの方が多いですが、もし法外な値段を請求された場合にはナンバーを調べた上で警察に相談するようにしましょう。
イスタンブールでの治安トラブルに備えて保険に加入しよう

海外旅行をする際には、日本では考えられないようなトラブルに巻き込まれる可能性があります。
特にイスタンブールのような宗教色の強い国においては、予期せぬ事態に巻き込まれることもありますし、また食事や衛生環境が原因で体調を崩す場合もあります。
このようなトラブルが生じると、想定していない出費が発生します。
そこで、トラブル対策として保険に加入しておくことをおすすめします。
保険でイスタンブールの治安トラブルシューティングを
海外旅行保険は、世界各国に旅行する際に適用される保険であり、もちろんイスタンブール(トルコ)旅行の際に適用される保険もあります。
大手の保険会社を始め、複数の保険会社が様々なプランを用意しており、価格や補償内容も異なります。
会社やプランによって所持品が損害を受けた場合の補償や傷害死亡・後遺障害をカバーするものもあります。
困ったときの電話サポートを行っているところもあるので、各社を比較の上で、ご自身にベストな保険に加入しましょう。
備えあれば憂い無しです。
イスタンブールの治安対策は万全に!
イスタンブールは見どころの多い観光地ですが、場所によっては危険も伴います。
楽しくイスタンブールを観光するためにも、まずは危険地域の確認を行う、単独行動はできるだけ避けるなどして、治安トラブルを未然に防ぐようにしましょう。
その他、最低限の現地は話せるようにしておき、保険への加入も忘れてはいけません。
安全に、イスタンブールを旅行するための準備はしっかりと行いましょう!
エポスカード
海外旅行用の最強カードとして呼び声が高いのはマルイが発行しているエポスカードです。
エポスカードが旅行用最強カードと言われる理由は次の理由です。
- 年会費が無料
- 海外旅行保険が無条件でついてくる
- 2,000円分ポイントがもらえる
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条件が良すぎて雑誌で流通系カードの中でおすすめ度1位になっているあたりからも人気の高さが伺えます。
まずエポスカードは年会費が無料なのに海外旅行保険が無料でついてくる(無条件自動付帯)上に作ったらマルイで使える2,000円分のポイントまでついてくる時点で旅行という観点では他のカードを大きく引き離してます。
エポスカードの保険は三井住友海上火災保険が担当し、補償額もしっかりしてます。