「セルビアは治安がよく、とても物価が安い国」
バルカン半島の南東に位置するセルビアに住む多くの日本人は、セルビアのいいところは、治安がよくて、物価が安く、食べ物が美味しい事だといいます。
そもそもセルビアはかつてユーゴスラビアに属していた地域のひとつで、2006年に独立しました。国としては、まだとても新しい国です。
だからセルビアに関しては、治安の情報もまだまだ少ないと思います。この記事ではセルビアの治安を深堀してご紹介しています。是非ともご一読ください。
目次
セルビアの基本情報と治安

セルビアは他のヨーロッパの国と比べると、日本ではまだまだ認知度が高くありませが「一体どんな国なのでしょうか?」「治安は果していいのでしょうか?」皆さんの疑問にお答えしたいと思います。
セルビアに住む大半の民族が、セルビア人。国民性は楽観的な人が多くて、豪快でケチケチしないボスタイプの人達が多いです。正義感も強く、観光客の日本人にもやさしく接してくれます。
セルビアの基本情報
- 国名:セルビア共和国
- 面積:77平方キロメートル
- 人口:702万人
- 公用語:セルビア語・ハンガリー語
- 首都:ベオグラード
- 政体:共和制
- 宗教:セルビア正教・カトリック
- 民族:セルビア人83%・ハンガリー人/他
旧ユーゴスラビア内戦や暴動などのイメージが強い
「セルビアは治安が悪くないの?」
日本人が、何となく治安が悪いのではないかと思う背景には、旧ユーゴスラビア内戦や暴動・コソボ紛争などがイメージが強いからです。
でも、独立してからのセルビアでは、凶悪な事件などは起きない、とても平和な国になります。
セルビア人は親日家の人も多く、親切で温かい性格で、安心してご旅行が楽しめることができます。
ですが、日本とは違う文化や気候のセルビアでは、気をつけてもらいたい治安の問題もあります。
安全でトラブルのないセルビア旅行の為に、是非ご確認ください。
セルビアの治安で気をつけること6選

海外旅行に行く時は、いつも渡航先の最新の治安を確認することは大切です。
外務省の海外安全ホームページにて世界の国々の最新の危険情報などを発信しています。
- 外務省の海外安全ホームページ:https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcinfectionspothazardinfo_175.html#ad-image-0
セルビアは、コソボ東部と国境付近地域以外は危険情報レベルは0。とても安全に旅行が楽しめることが分かります。
しかし、治安の良いセルビアでも、トラブルや犯罪は起きます。下記の注意点に気をつけてください。
スリ・ひったくり・置き引きの手口と対策
海外旅行に行く時は、スリなどの被害を普段日本で生活しているときよりも警戒しなくてはなりません。
どんなに治安のいい国にも、観光客を狙ったスリ(集団)が存在しています。
一般的に、彼らはグループで犯行を行うプロですので、ターゲットにされないようにしっかりと事前に対策していることが大切です。
ひったくりとは、歩行者に後ろから近づき、強引に荷物を奪い取って逃走する行為です。セルビアでは、ひったくりの被害は少ないですが、スリ・置き引きは都市部では多発していますので警戒が必要です。
手口としては、犯行グループの一人が、ターゲットの気を引く行為をして気が取られているすきに、他の犯人グループが手荷物などから、財布やスマホを抜き取る行為が一番多いです。
対策
- チャック機能がない手提げバッグ・トートバッグを使用しない
- バックパックなどのように目の届かない死角ができる場所に貴重品などを保管しない
- 観光客だと丸わかりの格好・行動をしない(大きなスーツケースでの移動・町中でガイドブックを読む)
- スマホを町中で歩きながら使用しない
- 金持ちに見えるファッションをしない(ブランド品ばかりを身につける)
- 自分だけは大丈夫だと思わない
ベオグラードでスリ被害が多いエリア
- バスの車内
- トラムの車内
- スラビヤ広場
- ゼレニ・ベーナッツ共和国広場
セルビアのフーリガンは危険
セルビアのフーリガンは、暴力的な事件をおこしたり、暴徒化する危険があるので、特に代表戦などの大きな試合などの試合前後は注意が必要です。
サッカーには興味がなく、スタジオには近づかない人でも、スポーツバー・パブ・ナイトクラブ・公園などに集ったフーリガンの暴力事件にで遭う可能性はゼロではありません。
でも勘違いしてはいけないのは、フーリガンはサッカーファンの一部の行動であります。ただ、巻き添えにならないように気をつける必要はあります。
対策としては、とにかく近づかないことです。フーリガンが集まりそうなスポーツバーなどには、サッカーの試合がある日は警戒が必要です。
首都のベオグラードにはボッタクリタクシーがたくさんいる
旅行者にとって初めて訪れる国の公共交通機関は、使い方が分かりにくいので、どの路線に乗ればいいのかさえも頭を悩ませる問題になります。
ですのでタクシー移動は、旅行者にとっても便利な乗り物です。しかし、日本人がボッタクリの被害に遭う確率がかなり高いのです。
原因は、現地語のセルビア語が話せないので観光客とすぐにバレてしまいます。土地勘のないことをいいことに遠回りや、メーターの不法に操作して高い金額を請求されるケースが多発しています。
タクシーメーターがついているから安心と考えても、メーター自体を操作されたら文句をつけることは難しいです。
対策
- 観光客と気づいて声掛けするタクシーの利用はしない
- 信頼できるタクシー会社を利用する(ベオグラードで外国人にも比較的安心だと言われるのが「Beogradski Taxi」です。)
- オンラインタクシーを利用する
セルビア人とは民族や宗教の話は、仲がいい関係でも控える
セルビア人が住む地域は、歴史的にとても複雑な歴史があり、民族的・宗教的な問題は、簡単に踏み込む問題ではありません。
いつも温厚で、優しいセルビナの人々も、民族的・宗教的な話になると熱くなります。変な誤解をされないためにも、デリケートな話をする時は、細心の注意が必要です。
ベオグラードでのナイトクラブの治安
ベオグラードは、バーやナイトクラブが多いことで有名で、ヨーロッパでも一二を争うほどです。安全で治安がよく、外国人もたくさん集まりナイトライフを楽しんでいます。
日本人は気づかないことが多いですが、男性・女性ともセルビアでは日本人は人気があります。ただ、セルビア人は日本人と中国人を見た目で区別できません。日本人だと伝えると反応がいいので、親日家の多さがうかがわれます。
東京に比べて物価の安いベオグラードでは、ビールも一杯150円程から楽しめます。だから飲み過ぎてしまう日本人も多く、帰りのタクシーやバスの車内でのスリや料金のボッタクリなどの被害に遭う人がたくさんいます。
対策としては、飲み過ぎないこと。当たり前ですが、お酒が入ると判断が鈍るのでの気をつけましょう。
旅先でのケガやトラブルの対策
もしも海外で、病気やケガなどの治療を受けるときは、保険でカバーできないと高額になります。
万が一の場合に備えて、海外旅行保険の重要さは忘れてはいけません。旅行中は予期せぬトラブル、ケガ、病気は時として避けられないときもあります。そんな時は強い味方になるのが、クレジットカードに付帯する海外旅行保険!海外旅行の強い味方になります。
エポスカード
海外旅行用の最強カードとして呼び声が高いのはマルイが発行しているエポスカードです。
エポスカードが旅行用最強カードと言われる理由は次の理由です。
- 年会費が無料
- 海外旅行保険が無条件でついてくる
- 2,000円分ポイントがもらえる
- 旅行の直前でも即日発行できる
条件が良すぎて雑誌で流通系カードの中でおすすめ度1位になっているあたりからも人気の高さが伺えます。
まずエポスカードは年会費が無料なのに海外旅行保険が無料でついてくる(無条件自動付帯)上に作ったらマルイで使える2,000円分のポイントまでついてくる時点で旅行という観点では他のカードを大きく引き離してます。
エポスカードの保険は三井住友海上火災保険が担当し、補償額もしっかりしてます。
まとめ
セルビアはまだ国としては新しい国で、聞き慣れない日本人も多いと思います。
ですがセルビアは、ヨーロッパの穴場スポット!実は海外からの観光客にとても人気の国です。物価も安く、料理が美味しくて、治安も安全です。
この記事の治安に関する注意点を参考にして、安全で楽しいご旅行を計画してみてください。
きっと忘れられない思い出づくりができることを、保証いたします。