世界を安心安全に旅するために

legate

ドイツ

ドイツは危ない国!?~気になるドイツの治安を検証~

更新日:

ドイツは危ない国!?~気になるドイツの治安を検証~

世界遺産に登録された歴史的都市の宝庫であるドイツ。ヨーロッパ諸国の中でも、日本人の旅行先として常に人気のある国です。また、ヨーロッパ経済を牽引するドイツは、ビジネスでも日本人がよく訪れる先です。

経済的な発展と安全な国というブランドイメージと、メルケル首相の移民受け入れの政策から、世界中からそのドイツを目指して移住希望者が殺到した結果、近年、ドイツの治安が悪くなったと言われるようになりました。ドイツは本当に危険な国になったのでしょうか?

こちらでは、ドイツの在住歴の長い筆者が、ドイツの治安についてご紹介します。

 

ドイツの治安はいい?

ドイツはフランスなどの周辺国と比べても、ヨーロッパ内では安全な国です。どれぐらい安全かというと、他のヨーロッパ諸国では、送り迎えが義務付けられているのに対し、ドイツの小学校低学年の子供は、一人で通学することが許されているのです。つまり、誘拐などの犯罪が少なく、交通ルールも守られているため、子供が一人で歩いていても安全ということなのです。

しかし、かつてヨーロッパ内では類を見ないほど安全だったドイツが、近年、治安に関する様々な問題に直面しています。

難民に対する反対運動の参加者の暴徒化や、クリスマスマーケットに車が突っ込むといった、今までのドイツでは考えられなかったような事件が起きています。

また、駅での集団暴行や人質といったことも、それまでのドイツではあまりなかったことです。

ただ、これはあくまでも特別な事件を挙げたまでであって、日本のある都市で殺人事件が起きたから日本は危険な国だという考えが間違っているということは、おわかりいただけるでしょう。

ドイツの大都市は、ヨーロッパの他の有名な大都市パリやローマと比べると、とても安全だと感じます。実際に訪れてみれば「危険な国」というイメージは、簡単に払拭されます。

 

ドイツで治安の悪い場所は?

ドイツの都市で、所謂「治安の悪い都市」という場所はありません。各都市の、エリアごとに治安がよかったり悪かったりします。ただ、いくら安全と言っても、日本と同じ感覚でいることは避けるべきです。

こちらでは、ドイツで治安が悪いと言われている場所についてご紹介します。

 

都市部は注意が必要

都市部では、どうしても人混みでのスリやひったくりの被害が多くなります。また、スーツケースやボストンバッグの置き引きの被害も多くなっています。

また、エリアによっては、スラム街のようは場所などがあるので、そういった場所には近寄らないほうがよいでしょう。

また、日本人を狙ったグループなどが、一人が被害者の服にアイスクリームやケチャップをわざとかけ、気を引いている間に別の犯人が荷物を持って逃げ去るなどの被害も、ドイツ一日本人の数の多いデュッセルドルフなどで報告されています。

 

田舎は安全?

それでは、都市部でなければ治安の心配はいらないのでしょうか?田舎が安全かどうかというのは、観光地や行楽地など住人以外の人が集まる場所に行く際には、田舎も都市部も何ら変わりないという認識が必要です。

これは、ドイツのある自然公園内で、私が実際に体験した出来事です。私がベンチのそばを通りかかった時、そばにいた親子連れが「ここにあったカバンを知りませんか?中に携帯電話も財布も入っているんです!」とパニック状態で聞いてきたのです。

この例を見ても、「どこにいるか?」よりも「誰がそこにいるか?」が重要だということがわかります。この親子の例では、おそらく通りすがりの人が持って行ってしまったのだと思われますが、「都市部でなければ安全」というルールは当てはまらない、ということがおわかりいただけるでしょう。 

ご覧のように、街中や観光地ではもちろん、観光地でなくとも、公園や森でも、あまり人が通らないからと荷物を置きっぱなしにすることは、やはり避けたほうがよいということです。

街歩きで気をつけたいドイツの治安

街中、特に観光地の周りでは、観光客目当てのスリがたくさんいます。また、物乞いにからまれる可能性もあるので、しつこくつきまとわれたら毅然とした態度で「No!」と言いましょう。ただし、普通に声をかけられたときは、トラブルを避けるためにも、軽く挨拶を返すぐらいはしたいものです。

他のエリアでは、繁華街や移民の多い地区も注意が必要となります。高級ブランドの立ち並ぶエリアも、例外ではありません。ウィンドウに気を取られている間にスリにあったり、ブランドの紙袋を持って歩いているところをひったくりにあったりの被害は、残念ながらあるのです。

また、ナイトスポット近辺では、ドラッグの密売人などのいかにもいかがわしい人だけでなく、からんでくる酔っ払いにも気をつける必要があります。

また、これはドイツに限りませんが、空港や国際列車の多い大都市の中央駅などは、不特定多数の人が集まるため、置き引きやスリやひったくりの数が多いことで知られています。くれぐれも、荷物から目を離さず、貴重品などの管理にも気をつけましょう。

ドイツの治安のどんなことに気をつけたらいい?

 

ドイツがヨーロッパの中では安全だと言っても、日本ではありません。危ない場所を避けたり、荷物をしっかり管理したりすることは当然のことです。

こちらでは、ドイツの治安で気を付けるべきことをご紹介します。

 

危ない場所がわからない!

「危ない場所を避けたいけど、わからない...」そんな方のためには、治安の良し悪しを判断する街の雰囲気をご紹介します。

前述した通り、不特定多数の人が集まる駅や空港、お店がたくさん並ぶ繁華街や観光地は人が多く、スリも簡単に雑踏に姿を消すことができるので注意が必要です。また、ダウンタウンなどで避けたほうがいい地域は、壁に落書きが多く、道にはガラスの破片が散らばっているなど、すぐに気づける雰囲気があるので、そういった場所には足を踏み入れることは避けたほうがいいでしょう。

荷物から絶対に目を離さない!

荷物を置いたままレストランや電車で席を立ったり、ベンチに置いたまま目を離したりすることは避けましょう。また、ホテルのチェックインやチェックアウト時、チケットの購入時などにスーツケースやアタッシュケースなどを置いておくときは、常に足で押さえるなど、身体から離さないように気をつけてください。

もしも盗難に遭ってしまったら、すぐに警察に通報しカード会社にも連絡する必要があります。不正使用される前にカードをブロックさせれば安心です。

 

荷物はこう持つ!安全な荷物の持ち方

安全に荷物を持ち運ぶには、常に手で抱え込むようにして、身体の前に持ってくるようにしましょう。また、貴重品は見えにくい場所に、しまうようにし、なるべく現金は持ち運ばないようにしたほうが安全です

ドイツでは、ホテルやレストランをはじめ、パン屋やスーパーでもカードが使えます。そのため、現金は使う機会がほとんどありません。出発前にカードを複数枚作っておけば、もしも盗難に遭っても、現金と違い直接の被害はありません。その際は、1枚ずつ分散して別の場所にしまっていると更に安心です。

また、カードなら、海外旅行保険もついているので、万が一盗難にあったり、その際にけがを負ったとしても治療費が保証されるので安心です。

 

まとめ

laratraveldiary

以前より、危なくなったとは言っても、まだまだ安全なドイツ。しかしヨーロッパの治安は日本と同じではないために、盗難などの被害に遭う可能性は、残念ながらゼロではありません。そんな時に、どこまで自分を守ることができるのかは自分次第です。こちらの記事を参考に、くれぐれも安全に気を付け、楽しい旅にお出かけください。

 

 

-ドイツ
-

Copyright© legate , 2019 All Rights Reserved.