タイは南アジアに位置する、日本人にも大人気の観光地です。
日本からのアクセスが非常に多く、格安であることや、バックパッカーの聖地として有名なカオサンロードがあり、若い人の中にもリピーターがたくさんいます。
世界遺産である古都のアユタヤやバーンチエン遺跡、多くの寺院などは観光客を魅了します。
また物価も安く、交通インフラも豊富で、三輪タクシーのトゥクトゥクなどは、日本でも有名な乗り物の一つです。
ですが、タイではあの手この手で外国人旅行者をターゲットにした、犯罪がなくならないことも事実です。
この記事では、最新のタイの治安の情報をお伝えします。是非一度ご一読してください。
目次
タイの基本情報と治安について
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「タイの治安はいい」「女子旅に最適」などいわれるど、若者に人気のタイの最新の治安はどうなっているのでしょうか。
タイは日本とは異なる民族であり、習慣・政治・宗教などの考え方も異なります。
ささいな勘違いで誤解されることもあるので、旅行前にしっかり基本情報チェックして安全なご旅行を計画してください。
- 国名:タイ王国
- 面積:51平方キロメートル
- 人口:6900万人 (2017年国連推計)
- 公用語:タイ語
- 首都:バンコク
- 政体:立法君主制
- 宗教:仏教94%、イスラム教5%
- 民族:タイ族(大多数)、華人、マレーシア族
タイはアジアの中でも安全な国
タイはアジアの中で、とても安心して旅行できる国です。昔からバックパッカーの聖地として、たくさんの外国人の観光客が訪れていて、タイのリピーターになる外国人はたくさんいます。
ただし外務省の危険情報を見ても、隣国との国境には危険レベルが2~3の場所が点在します。
例えばカンボジアとの国境地域では、両国の国境線をめぐる相違があり軍による衝突などもありました。
現在では沈静化してますが、旅行前に行き先により治安情報を事前に収集して、危ない場所には近づかないようにしてください。
タイの治安で1番気をつけることは、スリ!
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「日本人がタイで一番被害に遭っている犯罪が、スリです」
タイでは外国人観光客をターゲットとした、スリ集団のプロがいます。その為しっかりと対策をしていないと気づかないうちに、財布やスマホが抜き取られてしまいます。
タイ警察が発表した2017年の盗難事件等の統計は、28,000件以上です。
被害が起きやすい場所は、観光地・市場・公共交通機関の乗り物などです。
タイにご旅行する場合は、スリ対策として万が一に盗まれてもいいように、小さいサイズの財布に、必要最低限のクレジットカードなどを入れるような対策をオススメします。
長財布をズボンの後ろポケットに入れて,はみ出しているスタイルなどは、タイでは避けたほうがいいでしょう。
また風俗店の多い繁華街では、女装したレディ・ボーイ(ゲイ)によるスリ被害があります。
手口は、抱きつくなどを行為をして気をそらすらしている間に貴重品を盗む手口です。
抱きつきスリといわれ、男性から女性に性転換したひとが多いタイならではの手口なので、警戒が必要です。
タイでは強引なひったくりに注意する
スリや置き引きなどの犯罪の対策には、貴重品などを目の届く範囲におき、しっかりと管理するのが効果的です。
でもタイでは、強引なひったくりする強盗犯もいます。
一般的に前掛けができるボディバックなどは、スリ対策としてもオススメされるアイテムの一つです。
ですが、タイではこのようなボディバックであっても強引に、引っ張り取られるケースがあります。女性だけではなく、男性でもターゲットになりやすいので男性でも油断は禁物です。
対策としては、人気のない場所には近づかないことです。特に旅行慣れしている人でも被害に遭うケースもあるので、いつでも気を緩めないようにしましょう。
タイの女子旅では夜の治安対策をしっかりする
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女子旅としても大人気のタイ。治安が良いので安心して夜も一人歩きしていると、犯罪に巻き込まれる可能性は高くなりますので十分に注意する必要があります。
日本では夜遅い時間の外出でも、タクシーなどを使えば安全という認識があります。
でもタイでは、女性が一人で夜間にタクシーに乗車した際に、土地勘がないことをいいことに人気ない場所に運ばれて、ナイフなどで脅されて金品を奪われたり、強姦される事件が起きています。
夜間などの女性だけの行動、特に一人での行動はできるだけ控えましょう。
女性の方は特に注意が必要!
気さくで人懐っこいタイは、日本語が上手な人も多いです。
旅行をすると現地で陽気に話しかけられて、仲良くなるたいタイ人もいると思います。
ですが、素性のしらない人と食事などをする場合は注意が必要です。
タイでは女性などをターゲットした睡眠薬強盗が、頻繁に起きています。
新しい文化に触れて、現地の人と交流することは海外旅行の醍醐味ですが、飲み物に睡眠薬等を使い、金品を奪うケースがあります。
素性をよく知らない、知り合ったばかりの人からの飲み物や食べ物などには注意してください。
タイのデモに対する治安対策も必要
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タイは政治は、2014のクーデターによりタクシン派により民政の政権が倒され、軍政が続いています。
2019年入ってからも総選挙の先送りに反対するデモなども頻繁に起こりました。
今後も政治に関するデモなどは、注意が必要です。
首都であるバンコクは特にデモの中心地になりやすく、大規模になれば、軍や警察当局などと衝突する恐れは十分あります。
対策としては、旅行前には現地の治安情報、特に政治に関しても注意深く情報を調べてみましょう。
タイにはニセ警官がいる!?
タイでは、警察の制服を着用した、ニセ警官による犯罪が起きています。
主な手口は、警官の格好をして職務質問等の理由をもとに、その場で持ち物検査ををして、財布の中身の現金を抜き取ったり、電子機器などを没収されることがあります。もちろん返ってこないです。
その他には、ニセ警官による、タバコのポイ捨てに対する罰金を、徴収されるケースがあります。
このようなニセ警官は、本物と見分けのつかないような制服を着用しており、現地のタイ人ですら被害者になっています。
対策としては、ツーリスト・ポリスを呼んでもらう事です。
身なりを見て、明らかに「あやしい」と感じられる場合もありますが、現地の人でも騙されれるぐらいなので、日本人にはニセモノを区別できない可能性が高いです。
タイでトラブルがある時は、ツーリスト・ポリスに連絡する
タイの首都であるバンコクには、現地の警察の他にツーリストポリスが設けられています。その名の通り、外国人旅行者の治安に関するトラブルの解決・保護などを目的としており、日本人旅行者にも頼りになる存在です。
ツーリスト・ポリスの連絡先
- ツーリスト・ポリス(24時間対応):局番なし1155
- ツーリスト・ポリス(日本語対応):0-2668-7173
ツーリスト・ポリスは英語での対応の他に、日本語でも対応してもらえるので心強いです。
タイでの海外旅行保険の必要性
タイの治安は、安全なイメージがあります。ですが毎年たくさんの日本人が、観光者を狙った盗難、置き引きなどの軽犯罪に巻き込まれます。
そして一番怖いのが、病気や怪我をしたときです。バンコクの医療機関は信頼できますが、医療費は高額になります。
数日間の軽い入院でも、保険がないと何十万という医療費がかかることもあります。
万が一の場合に備えて、海外旅行保険の重要さは忘れてはいけません。旅行中は予期せぬトラブル、怪我、病気は時として避けられないときもあります。
そんな時は強い味方になるのが、クレジットカードに付帯する海外旅行保険です。海外旅行の強い味方になります。
エポスカード
海外旅行用の最強カードとして呼び声が高いのはマルイが発行しているエポスカードです。
エポスカードが旅行用最強カードと言われる理由は次の理由です。
- 年会費が無料
- 海外旅行保険が無条件でついてくる
- 2,000円分ポイントがもらえる
- 旅行の直前でも即日発行できる
条件が良すぎて雑誌で流通系カードの中でおすすめ度1位になっているあたりからも人気の高さが伺えます。
まずエポスカードは年会費が無料なのに海外旅行保険が無料でついてくる(無条件自動付帯)上に作ったらマルイで使える2,000円分のポイントまでついてくる時点で旅行という観点では他のカードを大きく引き離してます。
エポスカードの保険は三井住友海上火災保険が担当し、補償額もしっかりしてます。
タイの治安のまとめ
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タイの中心地バンコクは、東京と変わらないほど近代的で、滞在していて特に困ることはないと思います。
ですが海外では、自分の身は自分で守る意識を持たないといけません。
タイは日本の何倍も凶悪殺人事件も多く、薬物使用者の数もたくさんいます。また、スリなどの軽犯罪は誰にでも、被害者になる可能性があります。
政治的にまだ不安定な一面なども考慮しながら、治安にたいしての意識は高めておいてください。
そして安全で楽しいご旅行を楽しんでください。