ベトナムには全部で8つの世界遺産があります。
中には発掘調査中の場所もあるため、行くたびに新たな発見があります。
ただし世界遺産として登録されているのは北部と中部だけ。
ビジネスマンや旅行者で人気の南部(ホーチミン近郊)には世界遺産はありません。
それではベトナムの世界遺産8つすべてご紹介しますので、観光の予定に取り入れてみてください。
目次
ベトナムの首都ハノイを拠点に巡る世界遺産4つ

西洋と東洋が入り混じった街並みが人気のハノイ旧市街。
ハノイの街並みも見ごたえ十分ですが、せっかくなら足を延ばして世界遺産を見に行きませんか?
自然遺産:ハロン湾
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自然界が作り上げた景観は、ハノイに行ったらぜひ訪れてもらいたい世界遺産です。
広大なエリアに無数の石灰岩が点在し、昼夜表情を変える姿は見る人を魅了します。
ハロン湾を巡るには、クルーズに乗る必要があります。
日帰りと宿泊タイプとありますが、時間が許すのであれば宿泊タイプがおすすめ。
船上から、ハロン湾の移りゆく景色を堪能してください。
複合遺産:チャンアン複合景観
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陸のハロン湾とも呼ばれるチャンアン複合景観は、その名の通りこの地も元は海底に合ったとされています。
そのためハロン湾の石灰岩同様、この地形もカルスト地形。
緑に囲まれたのどかな雰囲気の中、ボートで洞窟を探索できます。
ここは自然の景観を楽しむだけでなく、もともとホアルーという王朝が置かれていた場所でもあります。
歴史的な建造物も残っているので、合わせて鑑賞してください。
文化遺産:ハノイのタンロン皇城の中心区域
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ハノイの市街地に位置するタンロン皇城。
入場ゲートをくぐるとキレイな庭と同時にどっしり構えた端門が見えます。
タンロン皇城は、2004年に発掘調査が開始されまだ全貌が明らかになっていません。
そのため、観光客が見れるポイントも多くないんです。
またベトナム戦争中は、軍事施設としても使われていたため、その展示品も多く飾っています。
文化遺産:胡朝の城塞
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ベトナムの世界遺産の中でもっとも穴場、そしてマイナーともいうべき胡朝の城塞。
7年しか支配していなかった胡朝が建てたものですが、だたっぴろい敷地に城塞しかありません。
ただし、そのどっしりとした城塞は、とても短命王朝とは思えないほど重厚な作りになっています。
敷地内には、当時の様子をうかがえる農具や日用品の展示もされています。
世界遺産でありながら、地元の人が日常的に使っている道とあって、ベトナムの風情すら感じる場所です。
ベトナムのリゾート地ダナンを拠点に巡る世界遺産4つ

リゾート地として日本人にも大人気のダナン。
ビーチを満喫したあとは、世界遺産巡りもおすすめです。
ダナンから日帰りで行けるところもあるので、気軽に行くことができます。
自然遺産:フォンニャ・ケバン国立公園
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アジア最古といわれる洞窟がある国立公園。
無数の洞窟がある公園で、観光客が立ち入れるのはフォンニャ洞窟とティエンソン洞窟の2つになります。
フォンニャ洞窟は、ボートに乗って水辺から、ティエンソン洞窟は山から下ってみます。
世界でもっとも美しい洞窟ともいわれているので、見る価値必見です。
文化遺産:古都ホイアン
ベトナムの世界遺産の中でもつねに人気のホイアンは、ダナンから車で約40分ほどのところにあります。
古都というに相応しい街並みは、とくに女性に人気のエリア。
日本ともゆかりのある日本人橋を筆頭に、歴史ある建物がひしめき合ってます。
ホイアンの最大のクライマックスといえば、ランタンの灯りでともされる幻想的な風景。
古都の雰囲気と相まって、昼とはまったく違う姿を見せます。
文化遺産:フエの建造物群
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ベトナム最後の王朝があったフエは、王宮以外も世界遺産として登録されている場所です。
登録されたすべてを見るには、日帰りだと難しいです。
セットでチケットが売られているので、そのチケットで回れる場所を見るだけでも王朝の背景がよくわかります。
まだ日本人には馴染みの薄い世界遺産なので、穴場的スポットでもあります。
文化遺産:ミーソン聖域
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アンコールワット遺跡群よりも前に建てられたといわれるミーソン聖域は、現在も調査中の貴重な世界遺産です。
レンガ造りの建造物が点々としており、それぞれのエリアによって役割が違っていました。
ここはチャンバ王国のヒンドゥー教の聖地として親しまれていた場所です。
歴史的にも貴重なレリーフが、現在も見ることができます。
ミーソン聖域は、ベトナム戦争の被害を受けた場所。そのため、修復作業も行っていますが戦争の爪痕が残った場所も多くあります。
まとめ
それぞれ違った表情を見せるベトナムの世界遺産。
文化遺産に限っては、すべて時代が違うため、訪れるとタイムスリップしたかのように当時の様子がうかがえます。
ベトナムの世界遺産は、まだ穴場ともいうべきスポット。
入場料も安いので、観光客でごった返すまえに行かれることをおすすめします。
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