香港を旅行する際、パッケージツアーを利用して予約をしていますか?
パッケージツアーは航空券の手配からホテルの予約、プランに応じて空港とホテルの送迎まで面倒を見てくれて非常に楽ですよね。
でも一度LCCで香港旅行の計画を立ててみませんか?
今回はLCCを利用しての香港旅行について解説していきたいと思います。
LCCがよくわからない人もパッケージプラン以外利用した事ない人も、今までの価値観がガラッと変わる事間違いなしです!
目次
香港行きのLCCの疑問を解決!
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そもそもLCCとは?
「LCCって名前は聞くけどよくわからない」「航空券が安すぎて怪しい、墜ちるんじゃないの?」
そういう印象を抱いている人は少なからずいるのではないでしょうか。
LCCは ローコストキャリア(Low Cost Carrier)の略語です。
早い話がいろんなコストをばっさりカットした分、安価で利用の出来る格安航空会社の事を表します。
当然の事ながら安全面のコストカットはしておらず、大手航空会社と同じ安全基準をクリアしています。
安くて安全ならLCCを利用しない手はありません。
香港行きのLCCはどこから乗れる?
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現在、日本~香港の定期直行便が存在するLCCは『ピーチアビエーション』『ジェットスタージャパン』『香港エクスプレス』の3社です。
ピーチアビエーションはANAホールディングスの連結子会社でLCC黎明期から活躍している航空会社です。
関西国際空港(以下関空)~香港と那覇空港~香港を就航しています。
ジェットスタージャパンは国内LCCシェアNo.1と日本国内最大級の規模を誇り、株主としてオーストラリアのカンタス航空や日本航空が出資をしている航空会社です。
成田空港~香港と関空~香港の2か所を就航しています。
香港エクスプレスは香港から日本の多くの都市へ定期便が出ており、日本と香港を結ぶLCCでは最多と言えるでしょう。
2019年9月現在、成田・羽田・名古屋・関空・広島・高松・福岡・長崎・熊本・鹿児島・宮古(下地島)・石垣島の定期便があります。
更に9月26日からは那覇空港にも就航予定と今後も勢いが止まらないLCCです。
国内の主要国際空港は勿論、日本各地からLCCで香港へは向かえます。
LCCで香港へ行くのはしんどくないの?
LCCは上述の通りコストカットを図る事で安く航空券を販売する事が可能です。
主な内容としては預入荷物や機内食、座席指定などの各種サービスが有料、座席のシート間隔が大手航空会社と比べて5cm程狭い(その分たくさんの人を乗せて運行が出来る)、キャンセル不可が挙げられます。
しかし香港をLCCで旅行する際にはあまり問題にならないのではないでしょうか。
確かにヨーロッパやアメリカなどの飛行機での滞在時間が長い場所が目的地なら座席が狭い点や機内食が無い点はちょっと辛いですね。
しかしその点香港が目的地なら荷物は機内持ち込みサイズのトランクで事足りる人が多いのではないでしょうか。
座席が狭いのも機内食が有料なのも、日本ー香港間の4~5時間ならそこまで苦にならないと思います。
エコノミー症候群を避ける為に定期的に席を立てば座席が狭くても倒れてしまう事はありません。
機内食が無くとも空港には"空港グルメ"という単語がある位美味しいお店がたくさんあります。
それにせっかく香港へ行くのですから機内食が無い分お腹を空かせて現地でお腹いっぱいご飯を食べるのも旅の醍醐味です!
座席の指定は出来ませんが早めに空港でチェックインをすればある程度座席の融通が利きますのでお友達や恋人同士の旅行でも席が離れてしまう事は数少ないです。
余談ですがLCCのターミナルはメインのターミナルから離れていたり辺鄙な場所にある空港も多いです。
希望する座席を確保する事も踏まえて時間に余裕をもって行動するといいでしょう。
LCCで香港へ行く事のココが凄い!
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何と言っても安い
前述の通りLCCは様々なサービスを必要最低限にしてコストを大幅にカットしている為、従来の航空会社よりも安価で飛行機に乗る事が可能です。
時期にもよりますが従来の航空会社と比べ香港行きのLCCは往復で平均1~2万円、差が大きい時期で4万円近く安い価格で航空券が手に入ります。
高そうなイメージの三連休や直近の週末などの直前でもお値段は何と往復で1万円を切ることも珍しくありません。
更に不定期で行われるセールも要チェックです!
過去にはピーチアビエーションでは燃油サーチャージ不要で片道2,000円で航空券が売り出されたり、香港エクスプレスでは往復の予約で片道100円になった事も。
CM等の告知がないので公式SNSを常にチェックすると思わぬ価格で香港に行く事が可能です。
ただしLCCとて年末年始やお盆などの大型連休ではさほど恩恵は受けられないので365日毎日安いと思うのは禁物です。
片道ベースでの料金設定なのでお得&自由度が高い
パッケージプランだと出国時も帰国時も旅行会社の指定した時間の飛行機に乗らなければなりません。
また大手航空会社の航空券は往復ベースでの料金設定です。
その為、片道のみの航空券を買おうとすると片道のみなのにも拘わらず往復料金の3倍以上の金額がかかってしまいます。
出来れば自分の希望する時間の飛行機に乗りたいし、旅行の日程が曖昧で帰りの飛行機にいつ乗るか決めてないが為に多額のお金を払うのは避けたいですよね。
往復で購入しておいて復路分の権利を放棄するのも何だか勿体ないと感じてしまいます。
その点、LCCは航空券の価格が片道ベースなので香港旅行の自由度が格段に上がります。
『マカオへも立ち寄るかは香港に着いてから考えたいので、取り敢えず片道分だけ航空券を取ってしまおう』という事も勿論可能ですし、『行きは会社に近い羽田空港から香港エクスプレスに乗り、帰りは自宅に近い成田空港までJETSTARで帰ろう』なんて事も出来てしまいます。
自分で飛行機に乗る日時も利用する空港も好きに選べるのがLCCを使う強みでもあります。
浮いたお金で…
yuhkawasaki
パッケージツアーでの予約ではないので、航空券を購入したらホテルも予約しなければなりません。
「今度はホテルの予約か、面倒臭いな」と思っていませんか?
確かにパッケージツアーならホテルまで一緒に予約をしてくれてとても便利ですが、自分の希望するホテルではないはずです。
しかも格安ツアーだと中心部から離れた結構辺鄙なホテルや設備やアメニティが充実していないホテルを用意されるケースはよくある話です。
それに出発日直前までどこに泊まるか知らされない事もざらにあります。
LCCで航空券を予約出来たという事はかなりお金が浮いたはずです。
せっかくなので自分の希望するエリアで希望するホテルを予約してみませんか?
何泊するかにもよりますが日本でも耳にする有名ホテルに浮いたお金で宿泊する事も可能ですし、滞在中全て同じホテルにせず1泊ずついろんなホテルに宿泊するという楽しみ方も出来ます。
また、香港にはミシュラン3つ星レストランが7店、2つ星レストランが12店、1つ星レストランが44店あり、グルメも有名な国です。
飲茶やB級屋台メシを楽しむのもいいですが、グルメ旅行が目的の方はミシュラン獲得レストランで高級グルメを堪能するのはいかがでしょうか。
ホテルもグルメもそこまで…という方は浮いたお金をショッピングに回してみるのがオススメです。
香港にはブランドのアジア総代理店がたくさん存在します。
また日本と違い消費税や輸入関税がかからず、香港全土が免税店のようなものです。
セレクトショップのアウトレットに信じられないブランド品が驚きの価格で並んでいるのを度々目撃したので、浮いたお金が憧れのハイブランドグッズに化ける事も充分可能です。
まとめ
2019年、香港は逃亡犯条例のデモの様子や警官隊とデモ隊の衝突などの映像で話題になる事がとても多いです。
2019年6月9日に最初のデモが行われて以来毎週香港のどこかでデモ活動は行われており、3カ月以上経っても未だに不安定な状況が続いています。
しかしデモ活動真っ只中の2019年7月中旬に渡航した際には大きな影響もなく、楽しく旅行をする事が可能でしたが、安全に旅する上で情報の収集は不可欠でした。
香港への渡航を予定する際には外務省や香港日本領事館の公式HPをチェックしたり香港在住でデモの最新情報を発信してくれている方のアカウントをフォローしたり、安全には十分留意してください。
それ以外は香港はとても治安のいい場所です。
是非LCCで訪れてみてグルメもホテルもショッピングも、ちょっとリッチな旅を楽しんでみて下さい!
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海外旅行用の最強カードとして呼び声が高いのはマルイが発行しているエポスカードです。
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